ゆるやか下降~のっそり上昇~

ひきこもりだけど映画館に入り浸ってる女。場面緘黙当事者。フェミズム勉強中。

シロノワール

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10年前の今日は私が初めてのブログを作った日です。

当時中学3年生。不登校児だった私は、自分を変えようと必死でした。毎日毎日焦っていて、今より何百倍も考え、想い、思考していた日々。

そんな中、その滾る想い、燻る想いをどこかに吐き出したい。言葉にして、まとめてみたい、晒したい!誰かに自分の能力を認められたい!!と言う切実な、腹の底から湧き上がる欲求、渇望の元、急かされるようにブログを作りました。

当時家にはまだパソコンが無かったので、ブログは毎回、いつもネットカフェまで行って書いてました(だから毎回すんげー長いのです)(文がギッチギチ)(そしてイタい)

 

あの日興奮と少しの緊張の中、ネットカフェに足を踏み入れた事は一生忘れません。ここを、私の墓場にしようと、本気で考えていました。

 

 

色々な思いがありました。

銀魂が好きで、夢があって。

将来に対し、不安より期待の方が大きかった。

やりたい事があって、なりたいものがあって、

目指すべき道が見えていて、それなのに足踏みをしていて。

自分の実力以上のものをいつも求め、その度に折れ、それでも根拠の無い自信を一人抱き、自分を信じていた日々。

あの頃はまだ自分が緘黙で在る事は知らなかったのです。緘黙と言う言葉自体、私はずっと知らなかった。知ったのは、ほんの4年前の話です。

緘黙を知らず、自分の症状を具体的に説明する事も出来ず、該当する名前も無く、全ての不都合、不得意である事を、「頑張ればどうにかなる」と信じていた日々。

あれは、知らないからこその強みであったな、と今思います。

あの頃にもし、緘黙について少しでも何か知っていたなら、一体どうなっていただろう・・・とも思うんですが、でも、まぁ、全てこれで良かったのかな、とぼんやり思います。全て、なるようにしかならなかったですから。

私は今でも何にも改善されていませんし、

ちゃんと生きられてはいませんが

這うように、何とか今も、生存しています。この場所で。

 

 

もがきまくってた日々から10年。

私は今でも、あの頃の自分の文章が一番好き。

一番痛々しいけど、一番「自分だなぁ」って思えるから。

私は今でも、迷ったら、開くのははじまりのページです。

 

 

 

14歳から19歳まで。

5年間の私の軌跡。お暇なら見てよね。愛を込めて。

 

yayoiin.exblog.jp

1カ月

 

ノリと勢いに身を任せ、

ピクシブで別名義で小説を書き始めてひと月が経ちました。

ジャンルは銀魂で、銀桂、高桂など、桂受けを書いております。

もう、今書かなかったら一生書けない、やらないだろうなと思っている(確信)ので、結構怒涛の更新をしております。

 

エロは書けないから、無駄に健全だよ(^-^)

 

そういうワケで、よろしくどうぞ~~~。

かわいそうなノート

 

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10年前、銀ちゃんねる!に載っていたシールを駆使し、ノリと勢いで作った、若気の至り。

 

受験生(中3)がマジで何やってたんだ・・・と頭抱えますが、

このイタさはもう一生出せない、得られないものなんだなぁ・・・と思うと、今は寂し。

 

当時は銀土・高桂にトチ狂ってました。

 

同級生

 

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同級生見て来ました。本日2回目。

 

 

BLを愛好する人々の間では大変有名な名作ですが、

私も8年前から大好きな作品。

中村明日美子先生の、繊細で美しい絵柄で彩られた、男子高校生の淡く、せつない恋物語

評判通り、素晴らしい映画でした。見終わった時の満足感たるや!

 

1時間少しと言う短い上映時間ですが、無駄なものがひとつも無く、足りないものは少しも無い・・・そんな時間でした。

 

 

まず、「男子校って男子しか居ないんだなぁ」と言う当たり前の事を当たり前に新鮮に思い、

同級生を愛する人なら、誰もがその素晴らしさに涙し、のた打ち回るであろう、

「草壁と佐条君の名前が同じ(光と利人=ドイツ語で光の意味)なのは、運命的すぎるし素敵すぎる」と言う今更な事を改めて思い、

「炭酸飲みてぇ」と1時間ちょっとの間ひたすら思い(私は2回とも見ながら黒糖ミルク飴→Amazon.co.jp: 味覚糖 CUCU黒ミルク 90g×6個 舐めてた。甘い。炭酸飲みたい)

ハラセンの色気にやられ、佐条君の可愛さにのた打ち回り(脳内で)草壁のスーパー攻め様(でもヘタレ)っぷりにぎゅんぎゅんし・・・。

 

本当に幸せな、濃密な1時間ちょいでした。

 

 

本当に素晴らしく美しい映画で、文句のつけようが無いって位なのですが、私は少し、一つだけあります。

それはセリフ。

ハラセンに、「男同士ってどうやんの?」と聞きに行った時の草壁とハラセンとの会話の中で、

草壁が「マワタを包むようにアレせんと」って言うセリフが原作にはあるのですが、それが削られていた事。

アレ、私は地味に好きな台詞だったんで・・・そこだけはちょっと不満。

他は一切ありません。

私はドラマCD持ってないし、事前に聞いてなかったんで声優さんの演技については本当に初見だったのですが、本当に素晴らしくて感激しました。佐条君クッソかわいい。

神谷さん、四十路なの・・・・?嘘でしょ・・・?(凄すぎ)

 

 

パンフ、前回行った時は買えなかったんで、2回目でゲット。

見に行こうかどうしようか迷われている方は、ぜひおススメです。

本当に美しいよ。素晴らしいよ。

 静かに満足出来ますよ。そういう感じです。

 

最終電車

 終電が好きだ。

 

 

こう言うと、連日連夜終電帰りで、

毎日職場と家を往復するだけのような忙しい生活を送っている人からすれば、何たわけた事言っとるんだ、と思われるかも知れない。

 

 

でも私は、終電が好きだ。

私が終電に乗る日は、決まって姉の家に行った日の帰りだ。

終電ギリギリの時刻まで姉の家に呼び止められているので、

大体いつも終電で帰るハメになる。

ちなみに私は、姉の家が別に好きではない。

人ん家だから。居心地の良い人ん家なんか、存在するだろうか。

少なくとも私は知らない。どこも同じに緊張するし、気を遣う。

 

気疲れする姉の家から帰る電車の中。

同じようにくたびれた人がたくさん。

最後の駅に辿り着き(私の実家は、私の乗る電車の最後の駅だ)

寝ている人が居れば、駅員さんが起こしに来る。

何か、その感じが良いのだなぁ、と思う。

安心感、と言うか。

 

 

皆、同じに疲れていて、くだびれていて、労わり合っている。

駅員さんは、何が何でも降りてもらわないと困るから、

寝ている人が居たら全力で起こす。

私は終電で寝た事無いけれど、もし寝てしまってもきっと起こしに来てもらえるのだろうなぁと思う(甘え)

 

 

護られてる、と言う感覚が一番近いのだろうか。

眠る乗客を優しく揺り起こす駅員を見て、

「あぁ、護られてるな」と思う。

大人になって、同じ大人に、

「護られてる」と感じる事なんか、まず、無い。

この人は、絶対に自分の為にしてくれているのだと言う安心感。

それが感じられるから、

安心して寝こけられるのではないかと思う。

 

 

 

初めて終電に乗ったのは、10年前の夏だった。

東京。中学3年の夏、私は14歳だった。

あの時のあの情景。

目の前に座っていた、くたびれたOL風のお姉さん。

今でも、遠く焼き付いている記憶。

 

 

私は14歳、子供だった。

でも、自分を子供だとは思っていなかった。

 

 

 

あれから10年。

 

 

今も一人電車に乗るけど、私はあの頃から何か変わっただろうか。

 

晴祭り

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銀魂・晴祭り昼の部、ライブビューイングで見て来ました^^

 

 

私は銀魂には、中2の夏から高3の春までずっと居て、

去年の12月からまた出戻った・・・と言う感じです。

カップリング傾向は、重度の桂受け派です。銀桂の為なら死ねる。

青春と金と時間と愛を惜しみなく注ぎ続けた存在、それが銀魂

唯一絶対・ゴリラ神(空知)

 

 

と言うワケでの、晴祭り!!!

チケット取れたのが昼公演だけだったのですが、

もうめっちゃ楽しかった。

すんげぇ笑った。

普段、特に笑う事の無い生活を送っているせいか、

今も口が痛いw(普段使わない神経を使った)

 

ひたすらに満たされた時間、空間でした。

本当に楽しかった!!!!

最初、両国の様子がスクリーンいっぱいに映し出された映像を見て、

もうそっからしてヤバかったですね。本当に人がいっぱいで!!!

あんなに大きな会場を、本当にたくさんの、

銀魂を愛する人達が埋め尽くしていて・・。

もう、その光景だけで最初からお腹いっぱいな感じでした。

何か本当に感動したんだよ。

「愛されてるなぁ」って、思ってね。

 

あと、銀さんと桂さんの絵がプリントされた着物(?)を着ている人の背中が見えて、思わずときめきました。

銀桂!!?銀桂派ですか!!??(それとも桂銀ですか!?←)

 

 

アーティストの曲順は、

最初はブルエンさんの「DAY×DAY」だったのですけど、

聴きながら最初から涙ぐむ私。っていうか泣いてた。

銀魂の主題歌は本当にどれも全部良いよね。本当にそれぞれ良い。

どの出演者さんの楽曲も最高でした。

 

 

銀魂好きで良かったなぁ、

また帰って来られて本当に良かった・・・と、

見ながら、ず~~~っと思ってました。

こんなに楽しい世界と何で何年も離れて居られたんだろう?と疑問に思ったりね。。。

でも、全てなるべくしてこうなったと思いますんで。

特に後悔はしていません。

私は、銀魂に関してだけは。

 

 

この10年、色々な事がありました。

痛々しい中学生(不登校)だった私も、

今や立派な成人に・・・(引きこもり)

一番好きだった頃からはもう遠く離れてしまったけれど、

今も愛しい事には変わりない。

 

 

 

私にとって、銀魂は、

何度離れてもまた帰って来る、

永遠に卒業出来ない泥沼のようなもの(笑)

本当に、この11年間、

私は何度も銀魂から離れているのですが、

また何度も引きずり込まれては、帰って来ているんですよねぇ。

 

 

銀魂は、私にとってもやっぱり青春の全てで、

今もその日々がずっと続いている事。

こんなに、日常全てで、全部使って、

人生を懸けて好きになれるものと出会えた事。

私は本当に恵まれています。幸せです。

 

 

銀魂を好きで居て良かった。本当にそう思えるイベントでした。

 

 

またあるなら、今度は両国に行きたいなぁ・・・。

あと、やっぱり池袋。今イベントやってるでしょう(銀魂の)

東京は、やっぱり遠いんですけど、

昔出来なかった事を今やろう!と思考が前向きになっているので、

少し真面目に考えてみようと思います。

 

 

愛を込めて。