マサラってたら夏が終わった
今年の夏は本当にすごくて、毎日どうにか生きていた。
私は肥満体なので夏がマジで無理で憎んでいるわけですが、今年ほど「無理…」と呻いていた夏もありません。エアコンの無い部屋に生息してる為、本当に死ぬかと思った。からくも生き延びた。
なんやかんやでバテる事もなく、しかし猛烈な下痢に見舞われ3キロ落ちた体重を回復したのち速攻で取り戻したりと、まぁ、それなりにやっております。
平成最後のこの夏は、マサラに生きマサラに過ぎた夏でした。
マサラ上映というのはこういうの(みんな大好きサンサン劇場!)
ですが、今夏、実に6回参加する事となりました。それも全部、「バーフバリ王の凱旋完全版」(語呂が良すぎる)
私のこの夏はバーフバリとともにありました。
私の歴代最高鑑賞記録は昨年のマグニフィセントなんちゃらの8回でして、この記録は永遠に破られないであろうと思っていたのが…今や……。
近隣劇場でマサラ上映が開催される度に出向いている内、気付けばもはや11回王の凱旋(インターナショナル版・完全版含む)見てました…。まぁ、通常上映は「見てる」だけど、マサラの場合は「参加した」ですけどね(感覚的に)
バーフバリというジャンルはほんとうにすごくて、こんなにファンの要望に応えてくれるジャンルがあるんだ!?と未だに感動しております。願い、叶う!熱いファンの要望に応え続けてくれた結果、いつまで経っても上映やってるので、いい加減「いつまでやっとんねん」「正月映画やぞ!!!」とキレ始める始末。それでも見なくては、参加しなくては気が済まないのがバーフバリの恐ろしいところであり、最大の魅力である。ちなみに私の推しはデーヴァセーナ。怒りと誇り、自尊心を具現化したような最高の存在。
私のマサラ(絶叫)スタイルは、右手で紙吹雪(お花紙500枚分を5センチ角にカットしたもの)をまき散らし、左手でタンバリンをかき鳴らし、その合間にクラッカーを打ち上げる、といったものです。普通。余裕があればペンライトも使いたいな…と思いつつ、毎回この3つで手一杯になってる(戴冠式のシーンで黄色のペンライトを掲げているバラー派の人々の姿、美しいわね)
私は、声が一切出ない(ワーとかフゥ~!とかも言えない。よって、バーフバリ!コールも出来ないのです)ので、その分紙吹雪とクラッカー、タンバリンに全てを託しており、そのため全力を尽くし、最高を目指してパフォーマンス(?)している(つもりな)ので、毎回終わった後の疲労感がすごい。「ただ映画見てただけなのに」って毎回思う。そのため一回終わった後は「もうしばらくいいわ…」ってなるのに、また近場でマサラ上映が決まると、私の指はぽちぽちと座席予約をし、お花紙を切り出すのでした…マジでシャブ…この夏ずっとそんな感じだった……。
あまりにもバーフバリしか見ていないので、「たまには他の映画も見たい」と思いつつも、実際別な映画を見ている間はちょくちょく「バーフバリが見たい…」と思ってしまう。そしてあまり面白くない(好きではない)映画にぶち当たると、「バーフバリ(完全版)は3時間あって一瞬たりともダレたり無駄なシーンが無いのにこの映画は何なの?」とか思うようになった(末期)
私の基準はもはやバーフバリ化しており(?)世の中のもののすべてが「バーフバリっぽいものか、それ以外」で分けられつつある。もはや新種の概念である。あと「褒め」の最上級が「バーフバリ」になりつつあるね。
先日奥華子の全曲ライブのブルーレイ見ようとセットしたら実に内容が3時間弱ありその時は「バーフバリじゃないんだから」とかつってた。
この夏の記録。塚口と国際会館に通い詰めた夏でした。
俺たちのサンサン劇場
一番紙吹雪の量がエグかった日(前の人がすんごかった)
そして伝説誕生(完全版)へ……。